Write to think

- ある題材について書くことは,それについて知る最良の手段である - (Gerald M. Weinberg)

2012-01-01から1年間の記事一覧

新しいものを創り出す1%の人でありたい  〜IVSウィンターワークショップで学んだこと〜

昨日はInfinity Ventures Summitウィンターワークショップに参加し、素晴らしい方々のお話をたくさん聞くことができた(実際に参加したのはセッション2と5、あとは交流会)。そして多くを学んだように思う。しかし話を聞くというのは受け身な行為なので、…

24歳を迎えて…

今日、24歳の誕生日を迎えました。 今まで僕を支えて下さった皆様方、本当にありがとうございます。 さて誕生日ということですが、「今までの人生を振り返っていろいろな人に感謝を表した感動的な文章を書く」という芸当が僕にはできそうにないので、代わり…

世界のP/PCバランス

P/PCバランスという概念がある。PはPerformance(目標達成)であり、PCはPerformance Capability(目標達成能力またはそれを可能にする資源)である。人が長期的に最大の有益な結果をもたらすためにはこのP/PCバランスが重要である。 これは『7つの習慣』と…

なぜ戦争を学ぶのか?

日本では「戦争を学ぶ」というと、ほとんどそれは「戦争の悲惨さを学ぶ」と同義になっているように思う。これは学校教育も、テレビなどから伝わる情報も同じだ。しかし本当はこれだけではいけない。悲惨さしか知らなければ、それを盲目的に避けることしか考…

曾孫、玄孫たちと考える

自分たちの生活と、自分の子どもや孫たちの生活、どちらの方が大事ですか? こう聞かれたら、どちらか一方を選ぶのは難しいだろう。実際に子どもや孫のいる方なら後者を選ぶかもしれない。 そんな子孫たちを困らせるだろう問題が、現在いくつもある。 エネル…

技術の理解と人間の理解

先日、電子版の日経の記事にとても印象深い言葉を見つけた。 __________________ “It is in Apple’s DNA that technology alone is not enough-it’s technology married with liberal arts, married with the humanities, that yields us the results that …

20%ルールの幸せ

幸福にはストレスが必要である。ご飯がおいしく感じられるのはお腹がすいたとき(このときストレスで機嫌が悪くなる人もいる)であり、水がおいしく感じるのは夏の暑い日にスポーツをして喉がカラカラになったときである。そんなとき、ただの梅おにぎりやた…

この知識、役に立つ?

ゆとり教育が見直され、今年度から高校までで教える内容が増えているようだ。これは非常に良いことだと思う。まず、僕も含めてゆとり教育を受けて育った人たちが、自分たちが頼んだ覚えは一切ないにも関わらず“ゆとり世代”と言って問題視される人がこれ以上…

寸進尺開-僕の読書事情

老子に「寸進尺退」という言葉があるそうだ。読んで字の如く、一寸(≒3cm)進んでは一尺(≒30cm)退いてしまうという意味だ。この言葉を知って、これは僕の読書事情に似ていると思えた。 僕の読書事情というのは、1冊読んだと思ったら本棚に未読の本が2~…

TOEIC、英語力、成長力

今日はTOEICを受けてきた。快心の出来とは言いがたいが、前回の受験では途中でお腹が痛くなってトイレ休憩を挟んでしまったことを思えば今回は少なくともちゃんと最後まで座っていることはできたので、よしとしておこう。 TOEICは今では、大学生や社会人には…

神さまと人間

「小人閑居して不善を為し、至らざる所なし。」 (つまらない凡人は、一人で人目につかぬ所にいると、悪事を働いてどんなことでもやってのける。) これは中国の古典、四書の一つ『大学』に出てくる一文だ。これは結構な性悪説に立っているわけだが、しかし…

「無知の知」歓迎!

「どこが分からないのか分からない」 中学や高校でよくありそうな嘆きだ。これは本人以上に、教員側の嘆きの原因であったような印象がある。生徒がこう言うのを聞いて、「それでは話にならないじゃないか」という教員もいたのではないか。 果たして、「どこ…

アウトプットによる学習効果

先週、このブログの名前を”Private Labo.”に変更した。このブログは僕の稚拙な思索を少しでも整理し、筋道を立てて試験的に表現してみることによって思索の結論を評価しやすくすることと、人からもしコメントを頂ければより深い思考につなげることを目論んで…

科学コミュニケーションが成立するために

「科学コミュニケーション」という言葉がある。これは、「科学」という少し取っ付きにくい、専門性の高い内容に関して、それほど専門知識を持たない(であろう)一般の人との対話を指す言葉だ。 ある程度の専門性の高い内容についてコミュニケーションをする…

Liberal Arts について

昨日は僕が所属する団体Xmajorの新プロジェクト「Liberal Arts Program」というものの最初のMTGがあった。このプロジェクトは、大学生が大学にいることの価値をより高める方法の一つとして、一般教養教育の授業を積極的に活用していこう!という趣旨のものだ…

合格発表を見て、大学にいることの価値を思う

今日、大学入試の合格発表が行われていた。 多くの受験生(と部活・サークルの勧誘の学生、住宅斡旋のスタッフ)が集まり、笑ったり泣いたりしていた。 自分の入試から早5年。懐かしさと、これまでの自分の大学生活5年間と、今大学にいる間にやりたいことと…

原点―立ち返る処

先週思い出したことをまとめて残しておく。 自分の小中学時代の教え。おそらく自分の人としての立つべきところ。 小学校時代、学童野球連盟が定めたもので、毎回練習後にグランドに整列してチームのメンバー全員で唱和した言葉。 「5つの誓い」 一つ、自分…

建国記念日に。

毎週ブログをつづって行こうと思っていたが、今年の初投稿が今頃になってしまった。 先週まではひたすらテスト勉強に追われていたが、ここらでやっと振り返ってみる。 この一週間、試験も終わり、さっそく春休みの目標を立てて動き始めた。 自分のMission St…