Write to think

- ある題材について書くことは,それについて知る最良の手段である - (Gerald M. Weinberg)

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

経営企画室は経営者の観点で

「経営者になったつもりで考えよ。」 本などで良く目にするフレーズだ。そのときはわかっているつもりになる。しかし、日々の業務のなかで実際にそのようにできているかと言えば、残念ながらそうではないと気が付いた。 たとえば経営会議前に資料のとりまと…

評価の評価

人事考課を終えたが、評価方法には納得感が低い。期初に立てた目標に対して実績を評価するのだが、期中にあった人事異動などのために状況が変わり、仕事の負荷が非常に大きくなった。求められる役割も広がった。そんな中では、期初に目標どおりに行動するこ…

社員と共有すべき社長の世界

経営企画は経営陣の見ている世界を共有しなければならない。そのうえで、何を経営指標として見るべきかを考え、提供し、経営判断を支えることが必要だ。 一方、逆の立場で言えば、経営陣は見ている世界、考えていることを一定の頻度で社員に伝えるのが良いの…

仕事の基本動作_02

先日書き出した仕事の基本動作リストを基に、今週意識して取り組むものを絞り込んでみよう。まずはリストを振り返ってみる。 >>>(2016年10月21日のブログより) 1) ミスをしないこと・文章や資料などを作成したら、横着せずに全体感と細部の両方を確認す…

推敲は音読から

仕事柄、広報物の文章を書くことが多い。しかし限られた時間の中で、紙幅に合わせて、正しく分かりやすく、そして美しく仕上げることはそう簡単ではない。そこで、文章を推敲する力をつけるために、『文章添削の教科書』(渡辺知明、芸術新聞社、2016)とい…

仕事の基本動作

仕事の基本動作を設定したい。ところが、念頭に置くことが違うと、基本動作とすることも異なってくる。たとえば、ミスをしないことを目的にするのか、ハイパフォーマンスを発揮することを目的にするのか。ミスをしない要件を満たすだけではハイパフォーマン…

評価より評判

10月は上期の人事考課の時期だ。4月に立てた目標に対して実績がどうであったかを確認する。とは言え、客観的な考課を可能にするために、目標立案の時点である程度定量的かつ客観的に評価できるようにしている。 一見すると合理的なように感じられる。しかし…

長時間労働と組織の生産性

政府主導で日本の長時間労働という慣行に対する規制強化が取り組まれている。他の国と比べて日本人の残業時間が多いことを引き合いに、規制が必要だと言われる。 よく目にするのは、特に必要がないのに周りの人もまだ残っているからダラダラと仕事を続けてし…

生産性を5%高める

仕事の生産性を高めるために、何ができるだろうか。今日の仕事であと5%生産性を高めるためには、何をできただろうか。 そこで今日の自分の生産性を下げていた要因を考えてみよう。 ・タスクリストにおいて、優先順位が不明確だった。・それぞれ何時までに完…

相手の状況に配慮した手配

仕事を行ううえで、他者との協力は欠かせない。 当たり前のことだ。しかし、その協力の求め方についての意識は乏しいかもしれない。 まず基本姿勢として、相手に無理を強いずに協力してもらえるよう配慮することだ。そのために早めに相手のスケジュールを確…

人間関係という資本

僕のいまの仕事は経営管理、広報、IRが主で、そのほか全社的なイベントの事務局業務などがある。いわゆる本社系の部署だ。作業的に求められるスキルも色々とあるが、業務の質とスピードを上げるための肝は事業部門はじめ他部門の「情報」だ。したがって、情…

成果をあげる8つの習慣

ブログ再開2日目。早起きをして真っ先に書いている。毎日書こうとするなら、夜は飲みに誘われることもあるので書けない日が必ず発生する。現実的に可能なのは朝しかない。そして朝どうしても書けない日も発生するだろう。そのときは朝の通勤中にスマートフ…

Write to Think Again.

平日は仕事に明け暮れ、休みの日は休養と家族との時間を過ごし、そしてまた平日が始まる。 この過程に、自分の仕事における目標や展望は存在していない。このままでは、環境に依存したまま、なるようになるだけだ。自分が社会の中で何をしたいのか、何ができ…